先月の5月23日に仕上げた包丁のお客様から「なにか?切れが悪いんです・・・」とお電話があり、取りあえずお持ちいただくことに・・・・・。
この包丁は砥ぎ方も工夫して自信作だったのですが・・・・どうしたことだろう?????

前回、一週間後にお聞きしたときは「びっくりするぐらい!気持ち良く切れるわ!!」と喜んでいただいていたのですが!?・・・。
そして、お持ちいただいた包丁を見てみると・・・・刃先全体が見事につぶれている(汗汗汗汗)・・・・・・・・。
砥ぎ直してから約1ヶ月・・・・・結論から言うと・・・・長年にわたり切れない包丁を使っていて、そのクセが取れず・・・・力強く使ったのでしょう(汗)・・・切れているにもかかわらず、まな板にこすり付けて使うクセも・・・!?
ステンレスの包丁を普通に直刃に砥げば、軽く使っていても一ヶ月も持てば良いほうだと思うので・・・砥ぎ方の問題では無いという事が分かっていただけると思うのですが!?
今回のような話しは砥ぎ直し初体験の方には良くある話しで・・・・・2~3回砥ぎ直して・・・軽く使う感覚が身に付けば!どんどん長持ちしてきます!!
まぁ~長持ちすると言っても食材の種類や、お料理をする頻度、ちょっとした使い方の違いで・・・・必ず3ヶ月は持ちます!とは言えませんが(汗)・・・・・・!!!
お客様に事情を説明し・・・今回は無料で、さらに鈍角の小刃付けをし直して・・・お帰りいただきました。
若い奥様に良くある事なのですが、半年ぐらい過ぎてから「砥ぎ直ししませんか?」と訪問すると・・・テレビの真似をしてトントントントン♪タタキ切りばかりして(汗)・・「3ヶ月も持たないから!もう砥ぎません!!」と自分の間違った包丁の使い方は棚に上げて・・・僕のせいにする方々が居るのも確かです(汗)。
最近は自己中心的な方々が非常に多く!!人の話しも聞かず・・・・・本当に困った時代になってます・・・・!!


皿の上で使うペティは皿に刃があたるので気をつけてますが、やはりすぐに切れなくなります。
使い方のクセまではどうもできませんね・・・
まな板がプラか木でも変わってきますね。
良く切れる包丁で刻みネギしてもまな板に当たってトントンと言う音はしませんしそうしなくとも確実に切り分かれており連なる事は有りません。
やはり、包丁の使い方と研ぎ方を啓蒙する以外には手がなさそうです。
それと、両刃をとぐ簡易研ぎ器の出現がさらなる問題を引き起こしていることも研ぎの時に知っておく必要があります。
神経質に簡易研ぎ器で研ぐ回数を多くすると包丁の研ぎ減りがかそくします。
結果は刃が付かなくなりその包丁を新調するはめになる主婦も多いでしょう。
研ぎは優秀な研ぎ師にまかせるこれが一番
そして、研ぎの刃の知識をもって自分で研ぐこれが二番
で3,4が無くて簡易研ぎ器で我慢するってシナリオです(笑)
BOO!さん・・お皿は硬いですからねぇ(笑)!!それにぺティーはもともと薄いですから長切れする砥ぎは難しいです・・。
小さく軽いですから・・三徳に比べると・・力で切っている部分もあるので刃がつぶれやすいですね・・。
パパさん・・僕を信用してくれて!早く切れ止んでも何度も砥ぎ直してくれている方々は、包丁の使い方のコツをつかみ・・かなり長持ちしています!!
包丁の理屈を知って木のまな板に変更した方も何人かいます。
ゆうけんさん・・若い方の中にはトントントンとタタキ切りするのが当たり前とか格好良いと思っている方々が多くいます(汗)!
今日、砥いだお客様は・・ダイヤモンドシャープナーのダイヤがすべて剥がれ落ちた・・ただの鉄の棒で2年以上もこすっていたと言ってました(笑)!!
それでも切れるようになっていた気分でいたとか!?・・本当に人間の感覚とは当てにならないものですねぇ(笑)。
やはり、お客様をご教育しながら、お仕事すすめられる様に出来ればいいですね!
頼むほうは気持ち次第で、知識も得られて、包丁もきれるようになる!
聞けば、助八さんなんて、時間関係なく説明しちゃいそうですものね!
おとっとさん・・時間無制限でお話しを聞いてくれる方は・・少ないですよ(汗)。
僕の長~~~~い!講釈(こうしゃく)が嫌で来なくなったお客様が居るかも?知れません(汗汗)!?
最長・・2時間以上も話し込んだ方もいます(笑)!!
話して分かってもらえるなら話すかいもありますが、たいていの方は分からないでしょうね。
バラさん・・問い合わせのみの方や一度の砥ぎ直しで終わる方のほとんどは、包丁の切れ味が1年ぐらい持続すると思っている方々で・・「それは不可能です!」と説明すると・・「じゃ~けっこうです・・」で終わりです(笑)
何年も切れていない状態で使っていて・・その期間を切れていた期間と勘違いしているんです(笑)!! こう言う方は、説得のしようがありません(汗)・・・。
自分が研いだ包丁もそのまま何も言ってこないのがほとんどです。どの位使えたかなど気になるのですが、それも分かりません。随分経ってから、聞いてみると、切れなくなっているというのですがそれで終わりです。一部の人(切れがわかる人)がまた研いで欲しいと言ってきますし、自分で何とかといでいます、という人が一部です。
大根や人参を切っても刃はつぶれません、つぶれる原因はまな板を
叩くから、刃先は鋸のようにギザギザ・・引く・押すで切ることを
よく説明して、切り方を教えてください!
「朝目ざめると、お母さんの庖丁の音」これが間違いですね♪
多忙なひまじんさん・・きちっとした鋼は、薄く砥ぎ抜いてさえいれば・・つぶれた刃先が適当に取れていってくれますから・・ある程度長く使えますが!
ステンの場合は、ある一部の特殊なステンを除き・・つぶれた刃先がそのままなので一気に切れ味が悪くなったと分かるんですね!?
・・・トントントン♪は強敵ですねぇ~(笑)!!