瀕死の状態の出刃・・・復活・・・(^^)/

神奈川県の大学生君からの・・・・おじいちゃんの形見の出刃包丁!
あまりの腐食のひどさに(汗)・・・いったんはお断りしましたが・・・「どうしても!!」と言う事で・・・
何と言っても!この裏の腐食は・・・限界を超えているような・・???
まずは、切り刃を整えて・・(汗)・・・
ダメもとで・・・どんどん削り落として・・・どうにか(汗)見れる状態に!
中子も新しく再生し・・・コーティングも完了!
再び切り刃の仕上げに! 
この前もありましたが、昔の鋼材は・・鍛冶屋さんによって色々な模様が出てきます(^^)/
平もある程度綺麗にと思いましたが・・・この薄さなので、やめておきます。
峰は綺麗に・・・
見る人が見れば汚いまま! でもでも、これはこれで・・おじいちゃんの包丁の証(あかし)!!
ここまで削れば・・少し残っている腐食も・・!!と思われる方もおられるかと思いますが・・・
この、あと!ほんの数ミリが刃金の鋼の限界の境界線です!!
もとの状態と見比べると・・
「なんと言う~♪ことでしょ~~♪♪!?」と言ったところでしょうか・・(^^;)
神奈川のS君・・・今日は日曜日なので明日、返送いたしますねぇ~(^^)/

瀕死の状態の出刃・・・復活・・・(^^)/」への22件のフィードバック

  1. 酔いどれ

    助八さん、流石、お見事です!
    自分も親戚の錆び錆びの出刃をやっていた所ですが
    とてもここまではやれませんでした、、、(苦笑)
    特に裏すき部分の再生が見事だと思います!!
    おまけに表の錆びを取り切らずに残す所がニクいですね!
    助八さん、ご苦労様でした!

  2. こめさん

    助八さん お見事!! 毎度のことながら、ご苦労様でした!! 酔いどれさんが、言われる通り!! 心憎い、ご配慮!!

  3. 助八

    酔いどれさん!
    裏も表も・・写真で見ているより!はるかに深い腐食で(汗)すべて取り除くと三徳包丁になlりそうです(^^;)・・・。

    大きな円砥を持っている鍛冶屋さんや砥ぎ屋さんに出せば新品並に仕上げてくれるのでしょうが・・僕にはこれが限界です。

    でも、腐食の跡も・・良き年輪として残しておいてもいいのでは?(^^;)?

  4. 助八

    こめさんさん!
    心憎い・・って(^^;)・・ただ、出刃包丁としての強度不足になるので手が出せなかっただけですよ。

  5. 助八

    せいさん!
    裏は・・僕の想像ですけど・・砥石よりも裏スキに合わせた木型を作ってペーパーを貼り付けて削った方が安上がりで早いと思いますよ!?

  6. せい

    なるほど・・・。
    かずかずけん師匠が鋏でやってるやつですね?
    あれの荒い番手版を作れってことですね?

  7. せい

    かずかずけん師匠、ルーターを使って、怒られたことがあるので、なるべく、穏当な方法でやろうかなと・・・(^^;)

  8. 助八

    かずかずけんさん!せいさん!

    意味も無く邪道だと言っている訳では無く・・なぜ!?リューターがダメかと言いますと!

    削る範囲が異常に狭く!力の配分が難しく均等に削れません!
    だから、その場しのぎだけで裏スキが出来たように見えますが・・ほんの少しでも一部分を削りすぎると・・後(のち)に裏押し時に当たらない部分が出て来て必要以上に削らないといけない状態になります。

    まぁ~自分の包丁で見栄えが悪くなろうが無駄に砥ぎ減らすのも覚悟の上なら(^^;)僕も何も言いませんよ・・・。

    リューター使いを極めて!均等に削れるように鍛錬すれば・・それはそれで正当になるかと思います!!

    僕も手持ちの道具で適当にしているから(^^;)同じ立場なので・・気持ちは本当に良く分かります!
    でも・・リスクを考えた時に・・どうしてもリューターは小さすぎると思います(汗)

    リューターを極めて・・僕をぎゃふんと言わせて下さい!!

  9. せい

    なるほど・・・・。
    後の裏押しの時の問題になるわけですね・・・。
    まあ、確かに裏押しが削った部分まで来た時には確かにその問題に直面しますね・・・(・・)(。。)。
    あんまり先のことまで考えていませんでした・・・(-_-;)
    でも、なんとなく理屈が分かったので、ルーターも含めていい方法を考えてみたいと思います!
    ありがとうございました~!!!

  10. バラ

    私もかなり前に岩崎玉鋼のカミソリのスキをリューターでやりましたが、結果的には悲惨な仕上がりでした。どうしても深さの均一間が出ず、削る面積が小さいのでかなり厄介です。通常の堺の仕上げなら斜めに研がれますし、手ですいたものは縦に仕上げるのが多いんですが、見栄えだけなら私なら削り過ぎないように耐水ペーパーでゆっくり仕上げます。

  11. かずかずけん

    え——んイジメられた 今に視ていろ
    と行きたいのですが チョット今は忙しいので話題に乗って行けませんが 暫し待たれよ!!リューターを極めて・・助さんをぎゃふんと言わしましょう!!

  12. 助八

    せいさん!
    何か?角度や高さを一定にたもてるアダプター的な物を考えたらうまく出来るとは思うのですが!?

  13. 助八

    バラさん!も色々・・(^^;)チャレンジしてますねぇ!!

    みなさん細かな所にこだわり過ぎているような??

    でも、ある意味・・趣味だから色々こだわりも出て来て・・見栄えをきにするんでしょうねえ(^^;)

  14. 多忙なひまじん

    ご苦労様でした、お見事です
    地肌にきれいな模様が出ましたね、地金を重ねて鍛えたのですね!
    昔の鍛冶屋さん、いい仕事をしていますね
    私が実家から持ってきた出刃は、平も鋤かれていてもっと薄いです♪

  15. せい

    ギャフン!
    あ、自分で言っちゃった・・・(^^;)
    助八先生、頭いいですね~、ルーターを固定し、包丁の方を動かすイメージですかね・・・φ(..)メモメモ
    今度、裏スキ直しが必要な包丁が来たときに考えてみたいと思います!

  16. 助八

    多忙なひまじんさん!
    (^^)/ありがとうございます!

    時々出てくる古い包丁・・・何か新鮮で・・(^^;)嬉しくなります。

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