ボロボロ出刃!再生への道のり・・その1

持主から見放されたボロボロの出刃包丁! 葬る(ほうむる)には、あまりにも切ないので・・もう一度!命を吹き込むべく!!砥ぎ直しを開始いたします。
 
 
使いっぱなしで手入れもされず・・・無残な姿で、ほっとらかされていた出刃!
 
 
まぁ~!それにしても・・・・・ひどい(汗)・・・・・。
 
 
 
砥ぎ直しという事を知らない・・・あなたのお家から、このような包丁が出できたら?どうしますかぁ???
 
 
当然のように!? 捨てますか? 
 
研ぎ直した時の・・・この出刃包丁の姿が想像出来ますか?? 想像して見て下さい!!!
 
助八は、包丁や砥石の知識も乏しく(汗)・・技量も我流バリバリで(汗)・・自慢出来る所なんかありません(汗)・・・・・・でも、「もったいない!!」と言う誠心は人一倍高く! 世界に誇れる日本独自の伝統文化の「刃物砥ぎ」の文化を・・・現代の「使い捨て時代」の方々に、本当の「エコ」とは何か!?
大工道具や包丁やハサミを代表とする刃物は日本でも最古の部類に入る「エコ用品」の先駆け(さきがけ)であると言う事を・・・この出刃包丁の砥ぎ直しを通じて・・・今一度!考えて頂きたいと思います。
 
 
まずは、当然!?サビサビであろう柄の内部の確認という事で・・・・柄を外しました・・・・やはりサビサビ(笑)
 
この状態で使い続けると!? どんどん腐食が進み! ある日、柄がガタガタ揺れだし・・最後にはポキッ!と・・
 
 
中子のサビを落し、刃身全体のサビを落す作業・・・・
 
どうですかぁ!? サビを落しただけでも・・見違えるように綺麗になりました!!
 
写真では一瞬ですが(笑)・・・ここまで砥石の欠片(かけら)#320~#1000まで使い・・ゴシゴシ♪ゴシゴシ♪
 
耐水ペーパー#800~#1000でシャカシャカ♪シャカシャカ♪・・約3時間(汗)!! 指先がパンパンです。
 
 
安価な和包丁の鋼材なら、1時間もあればピカピカなんですが・・・なにぶん鋼材が硬い物で(汗)時間が・・・・
 
仕事の合い間を見ての作業なので本日はここまでですが・・・この後、まだまだ磨きますよぉ!?  つづく・・・。
 

ボロボロ出刃!再生への道のり・・その1」への13件のフィードバック

  1. 狛犬

    私ですか?答えは決まってます。
    裏の状態がまだ復帰可能ならば捨てません、無理なら黒豆を煮る古釘の代わりになってもらいます。
    詰まる所“捨てません”
    この状態は復帰可能と判断しますね。

    捨てるなら鍛冶屋さんに持っていきます。

  2. こまんたれBOO!

    普通捨てますね。間違いなく。

    でも助八さんのブログを見てて、あそこまで綺麗に蘇るのを知っていて、その包丁に思い入れがあれば、助八さんにお願いすると思います。

  3. 助八

    狛犬さん・・!!黒豆と一緒に煮たら!?サビが取れて黒豆も良い色になり一石二鳥だったかも(笑)!!

  4. 助八

    BOO!さん・・最近の人は、ほとんどサビも無く・・ただ2ミリ程度の刃欠けが2~3ヶ所出来ただけで!「砥ぎ直せば、すぐに直りなすよ・・」と説明しても「けっこうです!買い直します・・」と言う方が本当に沢山います!!
    日本人はどこまで大バカに成り下がって行くのでしょうねぇ・・!?

  5. 狛犬

    誰も知らせないから、内側ばっかり見て外を見ない内向的な職人世界が航させてしまったとも言えますが、知ろうとしない素人も居すぎて・・・

  6. 助八

    狛犬さん・・ふと!思ったのですが・・正しい砥ぎ文化を狂わしたのは、やはり砥ぎを甘く見たニセの砥ぎ屋じゃないでしょうかねぇ??
    少し砥ぎの心得があって近所の方の包丁を親切で砥いでいる方はともかく・・それなりの料金を取って!手間もかけず10分あまりで刃先だけを砥いで終わりと言うようなインチキ砥ぎ屋を長年、見たり、聞いたり、経験したりすれば!? 砥ぎ屋ほど適当で楽な仕事は無いと勘違いされて当然かと・・・。
    もっと!手間ひまかけた本当の砥ぎというものを世間の表舞台に出したいですねぇ!!

  7. 狛犬

    そのためには、声を大にして
    それはおかしい こう言える基質が必要です。

    戦争中人材も技術も失われ、残った焼け野原から砥石と研ぎの技術が聞きかじりでもした素人さんが、互いのため助け合いで行ったものから、変に捩れてしまい…

    現在では日本刀の砥だって適当な素人さんが行っている時勢です。

    だからこそ、職人世界を正すため、ドイツの、欧州のマイスター制度導入をして、素晴らしい職人文化の劣化継承をしない、一定の品質保証を確立するために行ってほしい。
    これが私が、今の政府と世の中にいる似非の減ら師を減らす為にできうる最善手だと考えてます。

    また本物の技術が失われるのは、多く存在する劣化コピーのものばかり目についてしまうからだと思います。
    そういった意味でも、助八さんのように真の研ぎをする人が飯の食い扶持に困らない世界になってほしいため、今こそこういう行動が必要なんだと考えてます!

  8. 助八

    狛犬さん・・その通りですねぇ! でも、それ以上に現代人に欠けている物は、身の回りの物を大事に修理をしながら長年使うと言う習慣じゃないでしょうか??
    そこに、本物を見る目!を養って(やしなって)ほしいです!!
    それにしても適当な砥ぎ屋さんは商売繁盛していますね(笑)うらやましいかぎりです・・・。

  9. 多忙なひまじん

    裏スキがたくさん残っているのでまだまだ・・・☆
    思い切って刃を落して、少し細身にして・・
    崩れた鎬筋が真直ぐになるまで、切刃を落せば良い出刃に
    なりそうです・・・まだまだ使えます、頑張ってください♪

  10. かずかずけん

    好きです好きですこう云いの ワクワクして来ますね
    其れと錆びてても自分で直した状態が目に浮んで来ます
    高価なチョット近寄りがたい包丁も良いですが 錆び錆びのマイナスから其れも良く切れる状態に 是非、人間もこう有りたいですね!!

  11. 助八

    多忙なひまじんさん・・良い包丁は、本当に綺麗に使ってもらいたいものです(汗)・・削ったり、磨いたりが大変です(笑)・・そのかわり!仕上がった時の優越感は倍返しですけどねぇ(笑)・・。

  12. 助八

    かずかずけんさん・・これぐらいの形直しは、ほんの基本なので自慢でネタにしたわけではありません(時々勘違いされている方がおられるので)・・砥ぎ直しを知らない方々や!インチキ砥ぎ屋と比べてもらい!だまされないようにして頂くために記載しています。
    少しでも理解して下さる方々が増えてくれれば嬉しいですねぇ♪

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