最後の最後に、出てきました!! ぱっと見は・・・お安い包丁??と思っていましたが・・・サビののり方が
ちょっと・・・違う・・・

サビを落として見ると・・ステンレスでもなく・・割り込みでもなく・・日本鋼でもなく・・先ほどの安来鋼に
そっくりやけど?・・・・・・
形を整え・・刃付けをしていくと・・バリの出かたが、やはりステンとは違う! 切れ味はバッチリ!!
見た目の安もんっぽさ以上の・・・・使いやすそうな良さげな包丁だ!!

少し深いサビが残っていますが、この包丁に関しては・・それほど進行しそうにはないので・・・・・
持ち主さんも定期的にお持ちいただけるの事なので、無駄に砥ぎ減らす事はやめて・・あと1~2度砥いで綺麗にすることにしました。
私も研ぐ際にあと数回研いでからこの状態に持っていこうといった感じで止めておく事がよくあります。一般的に水牛柄を使うようなクラスの包丁になると品も良くなっていくような気がします。何度か研ぎこんで行くと刃も丈夫になっていきますね。
バラさん、いつもありがとうございます。
綺麗にするのは当たり前なんですが・・極力・・無駄に砥ぎ減らさないと言うのが僕の考えなんで・・お客様にお渡しする際にきちんと説明もしますし・・これからも、この方針で行こうと思います。