(*_*;安来鋼尺柳刃・・再生??

料理人の常連様のご紹介で職場の同僚の方からご依頼・・・。
事前に常連様からご連絡があり「尺柳刃がひどい状態です!」と(^^;
だいだいの予想はしていましたが・・まさか安来鋼とは・・(>_<)
到着した物を拝見すると・・今まで何度かご紹介した物ですけど・・ひどい状態!
(ー_ー)!!それにしても・・ひどすぎる(汗汗汗)
それに・・本焼きに匹敵する硬さと・・砥石の掛りの悪さ・・(-_-;)
(*_*;さすがのラクダ#100を持っても一日回し続けても・・進まないでしょう
ある程度までは水の張ったバケツを横に乾式の超~粗いグラインダーで粗削り!
ここまでのしろ物は・・やはり(>_<)円砥が無いと・・キツイ(汗汗)!!
その後、ラクダに切り替え・・形を整えていきます。
・・・・・うぅぅ~ん・・我ながら真面目な顔つき(ー_ー)!!
経験すれば分かりますが!このような研磨機で柳刃の切り刃の形成・・
特に切っ先は難しいもんですよ(^^)/
ほらほら!なかなかいい感じになって来たでしょう(^^)/・・・・・
以前のように完全手砥ぎでしていたら(-_-;)指が無くなっていたかも・・・・
・・・・でも!!・・”(-“”-)”まだまだ!ご覧のような厚みが残っています
この時点までで・・休憩しながら・・4時間以上はたってます(汗汗)
(ー_ー)!!・・#60ぐらいの砥石があれば!?・・・・
いちよう刃先の厚み・・コンマ3ミリ程度残して(汗汗)(^^;ここまで2日・・
仕上げまでの砥ぎははメルボルンで使わして頂いていた人生初のダイヤ砥石が
あまりにも使い心地が良かったので帰国後すぐに
清水の舞台から飛び降りた気で(^^;「酔心」さんで購入しました。
番手は#500(^^)/
かき氷の刃もしているので・・平面保持の点から見て
普通の砥石と比べれば・・面直しの手間がはぶかれ!かなり時間短縮に・・
でも!普通の砥石の#220などの荒砥代わりになるかと言えば!?
・・・そうではなく・・あくまで・・荒砥から中砥の間の
平面だしの補助として使われるのがベストな使い方かと思います。
なんせ!高価な品物ですから・・大事に使いましょう!!
今回も研磨機の後、#220である程度整えてから使いました(^^)/
使い心地としては、下地が荒い時はすごく快調に下ろしてくれます!
でも、いくらか面が出来てきて砥石自体も目詰まりが起きてくると・・・
「ありゃ?」と言う感じに・・そういう時は付属の小さな砥いで軽くスリスリ♪
やはり平回りの機械砥ぎでも(^^;少しばかりエクボが出来ます(笑)
ダイヤ砥#500のキズはご覧のような感じ!
でも上記に書いた目詰まりの状態でスリスリしていると!
良い感じにキズは浅くなります。
普通ならダイヤ#500の後は普通の砥石の
#800か#1000でキズを消して行くのですが・・・・
たまたま買い物に行ったホームセンターで
(*_*;ダイヤ砥にしたら破格の値段のダイヤ砥#3000を発見!!
安いと言ってもそこそこの値段ですが(汗)上記のような普通のダイヤ砥が
高額なので”(-“”-)”神経がマヒしてて・・以上に安く感じた模様(汗汗汗笑)
こちらの使い心地は・・#500以上に良く掛かる感じが・・
見る見る黒い砥ぎ汁が・・
仕上がりはご覧のように#500よりは当然!キズは浅く良い感じ!
でも、そこはダイヤ砥・・普通の砥石で言うと
#800程度以下の仕上がりでしょう!!
これから、長期に渡り使ってみないと正確には言えませんが・・・
この手のダイヤ砥で・・
目詰まり無く良く削れる=固めてある素材が柔らかい!?かと推測出来ます
・・・・と言う事は・・減りが早い・・
(^^;・・砥ぎ物やどの段階で使うか・・それなりに見極め使い分けが必要かと
その後・・
#1000~#2000~#5000~#8000・・・地金化粧・・・
最終刃先刃金部は#10000で終了(^^)/
やれやれ(^^;しかし疲れました・・・・
ここで少しばかり下世話な話になりますが・・・
いつもこのような記事をご紹介すると!我も我もと問い合わせが増えるのですが
ほとんどの方々が・・3000円か高くても5000円程度と考えておられますが
ここまでひどい状態ですと・・砥ぎ直しでは無く・・包丁制作となります。
ですから1万円は優に超える料金を頂きますので・・よく考えてご依頼下さい!!
でも!尺の柳刃包丁・・仕上がりをご覧になればお分かりかと思いますが
新品を買い直すよりは断然!見た目も切れ味も良いかと思います・・・
ご依頼のH様・・大変お待たせ致しました!!
本日発送致しましたので・・(^^)/明日、職場の方に到着するかと思います。

(*_*;安来鋼尺柳刃・・再生??」への32件のフィードバック

  1. おとっと

    おおっ!銘が半分無くなって来てます!
    酔心さんのダイヤ、ダイヤ層もたっぷりあるんでしょうね!やはりプロはすごいですね!1万円では合わないでしょう・・・

  2. 国松

    お見事!!!\(^o^)/ヽ(^。^)ノ

    電動具で大助かりですね・・!!

    ☆・・・☆・・☆・(・□・;)

  3. せい

    ご苦労様です!
    さすがです!
    元はサーベルですか!
    本当に新しく作ってるレベルですね!
    電動具がない僕には無理かも・・・(T_T)
    ベルトサンダーが欲しい・・・。
    酔心のダイヤモンド砥石は、僕も使ってましたけど、削れる分、そこそこ面も減るので、面直ししてたら1年でお亡くなりになりました・・・(-_-;)
    1ミリしかダイヤモンドはないので、面直ししないかここぞというときだけにするかしないと泣きます・・・(T_T)

  4. kom*****

    助八さん 流石、「プロ」凄い!! 長時間かけて、ご苦労様でした!! ご本人様も、さぞ喜ばれることでしょう!! お疲れ様でした!!

  5. なごやん

    見慣れてるせいか、まぁよくあるなー
    と思ってみてました|( ̄3 ̄)|
    それにしても元に戻る物なんですね
    確かに包丁一本あれば一生もんですね‼

  6. GOLDHERB

    渡豪前は砥石一つ買うのにあんなに悩んでいらしたのに…最近は、砥石にお金が掛けられる余裕が少しは生まれたようで、人ごとながら喜んでおります。
    『一応』→『いちよう』の書き間違いは相変わらずですが…。

  7. 生まれも育ちも横浜

    記事の内容とは関係ないですが、メルボルンのスーパーに小型飛行機が墜落したようですね。大惨事にならずによかった!!

    上から目線のコメントは、気持ちのよいものではありませんね。気をつけたいと思います。

  8. 助八

    > おとっとさん
    (^^;料金に関しましては日本の砥ぎ屋の料金設定の低さもあり・・難しい所があります・・
    その料金の元が、インチキ砥ぎ屋ですから悔しい部分も多々あります!!

  9. 助八

    > 国松さん
    (^^)/ありがとうございます!
    常識外れの仕事を受けるには、やはりそれ相応の機材が無ければ話になりません。

  10. 助八

    > せいさん
    (^^;こんな状態の物・・受けている砥ぎ屋さんもたくさんありますが・・よほどの設備と技量がないと・・ほとんどの所は切り刃も広げず形だけ整えて「どうだ!すごいだろう!!」と自慢している砥ぎ屋ばかりです(笑)
    ダイヤ砥は(^^;これだけに頼り過ぎていたんじゃないですかぁ!?
    僕もこれから使い方に気を付けて・・大事に使おうと思っています!!

  11. 助八

    > BROさん
    料理職人さんでも自分のしでかした事を理解し・・それ相応の料金で納得して頂ければ問題はありませんが!
    大半の方々は「たかが包丁研ぎ・・」と自分が高価な包丁を壊した!と言う自覚がまったく無いと言うところが問題なんですよ・・・・・・。

  12. 助八

    > GOLDHERBさん
    (ー_ー)!!全然余裕なんて無いですよ(汗汗)・・ただ、ここ一番と言う時を考えてなけなしの小遣いで買っただけです・・・・・。

    いちよう!は(^^)/泉州ベンで・・間違いとは思っていませんよ(笑)

  13. 助八

    > 生まれも育ちも横浜さん
    (*_*;えぇぇぇ??そんな事故があったんですかぁ!知らなかったです(汗汗)

    (^^;まぁ~色んな人がいますよ(笑)気にしない気にしない・・・・。

  14. -

    助八さんへ

    うぎゃーーー でたぁーーーーー
    私が、職場で使いながら2年格闘してる包丁の原型もまさに、この状態から始まりました。いまだに、切っ先付近はまだ狭い状態、でも鶴首はなくなりましたが・・・
    助八さんが、機械使っても2日かかるんですね。でも、これみてあとどこをさわればいいのか確信が持てました。がんばろうーーっと!(^^)!

  15. 助八

    > あーくんさん
    (^^)/参考になったなら良かったです!頑張って下さいねぇ!!
    切っ先は「気合!一発!!ズバッと・・」です(笑)

  16. Ken

    仮に私が助八さんと同じ能力を持っていたとしたら、1万円では受けないだろうな。だって1日仕事でしょう?

    ところで、この柳刃は安来鋼とのことですが、それでも硬いんですね。一緒に挟んでいるのが軟鉄じゃなくて文字通り鋼鉄だったのでしょうか。

  17. 助八

    > Kenさん
    (^_^;)そりゃ~俺だってきちんとした手間賃は頂きたいですよ(笑)
    お客様の意見など聞きつつ少しずつ料金を見直していくつもりです!
    この安来鋼は・・たぶんですが?銀三鋼かと思います。ステン系なので砥石への掛かりが悪いんですよ!
    錆びにくいからと言って今時の料理職人さんの多くが使われてますが、まともに研げている人は少ないと思いますよ!

  18. バラ

    先の細くなった包丁でも修正すると身幅の幅が出るように感じるのは本当に不思議ですね。5月に日本に行くので大阪にも行こうと考えています。

  19. yam*****

    神戸のYです。

    この度はありがとうございました。

    本人もえらい感激しております。

    送り返されることも覚悟しておりました

    ので。

    本人、本日休みなので砥石を買いに

    行ってる事でしょう!

    私も近々、またややこしい代物お願い

    しよかな?

    本当にありがとうございました!

  20. 助八

    > Kenさん
    (^_^;)俺の知る限りでは・・青紙、白紙も銀三も元々の鋼材が安来鋼でクロムやニッケルなどの配合の違いで!各鋼材に種類分けされるので・・昔ながらの鍛治屋さんや鋼材の種類なんか気にしない鍛治屋さんなどは!すべて「安来鋼」と表記するんじゃないですかね!?

    これは俺の勝手な想像ですけどね(^_^;)・・・。

    今回のは!サビの出かたや砥いだ感覚で銀三だろうな?と思いました。

  21. Ken

    なるほど。そうなんですね。

    私はてっきり安来鋼=日立の錆びる系鋼=青、白、黄あたりで、青や白は言っても恥ずかしくないから実質的には黄紙やそれ相当の鋼材名をぼかすために使っていると思ってました。

    刃の部分は鋼でも、砥ぐ面積で言えば地金の方が広いから実はそこが研ぎやすい材質なのかって刃の鋼の種類と同様、大事ですよね。

  22. 助八

    > Kenさん
    (^^;僕も大ざっぱな性格なんで・・・・鋼を挟み込んである三徳なんか、すべて「割り込み」と書いてます(笑)でも熱心な方々は「三枚合わせでしょう!?」意見をくれます(笑)
    「筋引き」なんかも・・「牛刀」にか見えませんし(笑)・・(^^)たよりない限りですよ!まったく(笑)

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